陸奥湾ホタテCLIP

イベントレポート

Report.2むつホタテフェスティバル ~海と日本PROJECT~

2022年9月11日(日)10:00~15:00に、食を入り口に来場者の皆様に陸奥湾の特産品であるホタテについて学び、楽しんでもらうことを目的とした「むつホタテフェスティバル~海と日本PROJECT~」を、むつ市海と森ふれあい体験館を会場として開催しました。当日は晴天のなか、家族連れを中心に700名を超える方々にイベントをお楽しみいただきました!

オリジナルホタテメニューの販売

食を入り口に陸奥湾の特産品であるホタテを来場者の皆様に楽しんでいただくため、むつ市内の飲食店にご協力いただき、オリジナルホタテメニューを販売しました。『サクサクホタテフライ ホットドッグ』、『ホタテの太巻き』、『帆立まみれの中華弁当』、『ほたて塩焼きそば』など、イベントのために個性あふれるメニューを開発していただき、午前中には売り切れてしまう商品もありました。
川内町漁協様にはホタテの磯焼きを販売していただき、陸奥湾産ホタテのおいしさをPRしていただきました。

ホタテ釣り・ホタテほやき体験

イベントで一番人気だったのが、ホタテ釣り体験!家でホタテを調理するところは見たことがあっても、生きているホタテが口を開いたり閉じたり、泳いだりするのを見る機会は少ないと思い、子どもたちにはホタテを観察しながらの釣りを楽しんでもらいました。
当初100名様限定で実施する予定でしたが、予想を超える数のお客様にお越しいただき、最終的にはホタテの数を増やして、160名の子どもたちに体験してもらいました。
釣りの方法はとっても簡単!プールに入ったたくさんのホタテの中から口が開いているものを、タコ糸の先にカーテンフックを付けた特製の釣り竿で狙います。子どもたちは皆真剣にホタテの貝に釣り針を落としていました。
また、6月に実施したホタテ養殖教室でも好評だったホタテの身をむく「ほやき」体験も実施しました。子どもたちは、自分が釣ったりほやいたりしたホタテを、その場で炭焼きにして味わいました。

ホタテの貝殻の再利用

ホタテを食べた後に残る貝殻。肥料や洗剤などにリサイクルされて生まれ変わる一方、多くの貝殻が廃棄物として処理されています。その貝殻を有効活用するため、イベントのものづくりコーナーでは、小物入れなどのインテリアとして使ってもらえるよう、貝殻に柄のついた紙を貼り合わせるデコパージュ体験を実施しました。子どもたちは好きな柄の紙を選んで、保護者の方と一緒に飾り付けを楽しんでいました。
また、漁師の方からいただいた使い古しの養殖カゴを加工して、そのカゴに向かってホタテの貝殻を投げ入れて遊ぶコーナーも設置しました。フライングディスクを投げる要領でホタテの貝殻を投げるのですが、これが簡単なようで難しかったです。景品のシールをゲットするために何回も挑戦するお子さんもいて、こちらも多くの子どもたちに楽しんでもらえました。